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MEDTEC 医療機器誌 2017 年春/夏号

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8 | 2017 年春/夏号 Medtec医療機器 medtecjapan.com スマートアナリティクスは他の分野でも実を結びつつある。例 えば2016年、メドトロニックとIBMの提携によって、メドトロニック のセンサとポンプが提供するリアルタイムの血糖とインスリンデ ータを、Watsonのコグニティブ・コンピューティングと組み合わせ たアプリであるSugar.IQが登場し、糖尿病患者の疾患管理向上 に役立つことを目指している。 仮想および拡張現実 仮想現実(VR)と拡張現実(AR)アプリケーションはもはやゲ ーマーだけのものではなく、医療技術へと歩みを進めている。 「複合現実、つまりVRとARの応用は、外科医の訓練方法や 医療製品の設計、開発、販売方法を変えるでしょう」。そう語るの は、ミネアポリスの設計企業であるWorrell社の高度アプリケーシ ョン開発責任者、Derek Mathers氏だ。 Mathers氏によると、彼の会社はすでに、製品開発、臨床教 育、エンドユーザー向けヘルスケア製品の分野でVRとARを採用 した医療機器企業のクライアントに出会いはじめているという。 これは消費者向け電子機器の領域でVRとARがより拡大を見せ るにつれて、増加の一途をたどると予想される。 「例えば手術中に患者の身体の上に患者自身の生体構造を 重ね合わせるなども含めて、ディスプレイをどこにでも出現さ せられるようになったため、医療にも大きなインパクトがありま す。VRは患者を病院のベッドからほぼあらゆる創造可能な状況 へと連れ出すことができます」。 VRとAR技術が主流になるにつれて、「予想もしていなかっ たニーズが生まれ、開発が進むのです」とMathers氏は語って いる。注目すべき企業として、VRおよびARを基盤とした外科 医トレーニング用プラットフォームを開発している、ボストンの OssoVR社と、英国のMedical Realities社をあげている。 先進的ウェアラブル 以前、医療機器業界の多くの人がウェアラブルを一時的な流 行として嘲っていたが、身体装着型のテクノロジーは存在感を増 してきているようだ。 「2017年には、ウェアラブルの診断装置が重要になるでし ょう」とCambridge Consultants社の医療技術部門主幹技 師、Nick Rollings氏は予測している。 「単なる歩数や心拍の測 定だけではなく、開発が進められている最新のウェアラブルは、 汗などのサンプリングから患者の生理状態をより深く分析すると いう点で、よりʠ侵襲的ʡになっています」。 Rollings氏は、2017年にウェアラブルが注目の技術となる 理由として、ウェアラブル自体の技術開発と、例えばAppleの Research KitやCareKit (次頁中央写真)など、データを集約し て分析するためのプラットフォーム提供に対する企業の取り組み をあげている。2017年は、歩数や心拍よりずっと侵襲的な測定を 行う先進的ウェアラブルを開発するスタートアップとのコラボレー ションや買収を発表する大手技術企業が出てくるとRollings氏 は予測している。 「先進的ウェアラブルが大規模なデータ収集および集約手段 Visit our booth and meet with our sensor solution experts at the Medical Electronica Area Booth #3906 ... and fnd out more about our CMOS Miniature Image Sensors www.ams.com FEATURE

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