JMD&MT MEDTEC医療機器誌

MEDTEC 医療機器誌 2017 年春/夏号

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Medtec Medical Device Magazine Japan 2017 年春/夏号 | 39 EXHIBITOR NEWS 出展社ニュース 中川 MEDICAでは100枚以上名刺交 換しました。出展に際して現地で用意し ていただいた通訳の方も含めて関係づ くりに努めます。MEDICAには医師の参 加も多く、実際西アフリカの医師からばね 指手術器具を使いたいという話もありま した。 ──心がけていることは? 中川 展示会ごとに何かしらジョイント できる機会を得ることを目標にしていま す。当社の製品は中小機構の海外ビジ ネス戦略推進事業に採用されており、9 月にはミネアポリスに視察に行ったので すが、この時にはシンガポールの展示会 でお会いした日本企業の方に現地のコン サルタントを紹介していただきました。 展示会MD&Mに参加したほか、コンサル タントに調整してもらい、メイヨークリニッ クの医師や現地の役人に会うことができ ました。 ──海外進出の手がかりは得られました か? 中川 米国に関しては業界通のコンサ ルタントと契約してFDAや保険制度への 対応、販路の調査などを依頼することに なりました。今後販売代理店のサーチも 行っていく予定です。 欧州ではまずはCEマーク取得を進めて います。その後販売代理店やOEM元と なる業者を探していこうと考えています。 アジアでもサンプル出荷の依頼などがあ り、徐々に進みはじめています。 ──国内での新しい取り組みについてお 教えください。 中川 職人さんが1本1本作っていた手 術器具をロストワックスで作るという取り 組みを行ってきましたが、ようやく完成 品を見せられるようになりました。モノが できると職人さんに見ていただけますか ら、図面通りではうまくいかない手術用 ハサミの噛み合いのʠ逃がしʡ方などにア ドバイスをいただいて、さらに細かい技 術的な調整が行えるようになります。も のづくりの形を変えるという試みに出口 が見えはじめています。 ただ、現状でも安く作れるものと、作るの が難しいものにどう対応するかという点 が課題として残っています。 ──整形外科関連ではいかがですか? 中川 現状の「ダブルガイド式腱鞘切開 器」は親指以外に使うものですから、親 指用のものを開発中です。また、ディス ポーザブルの手根管の腱鞘切開用の器 具や、腱膜の切開器具も設計中で、手の 外科領域の手術器具をカバーすることを 目指しています。 ──立ち止まることがないですね。 中川 国内の医療機器メーカーの約6割 が東京にあります。そのうち当社とお付き 合いがあるのはまだまだ10社程度です。 ロストワックスの例がそうですが、このコ ストでこれを作りたいなどの顧客のニー ズに細かく対応するのが当社の最大の 強みですから、ジョイントを増やせばそれ だけチャンスが増えます。 会う人会う人を無駄にせず、前向きだと 周囲からも前向きな反応を得られます。 今後も技術をなるべくオープンに、前向 きな働きかけを心がけていこうと思いま す。 ──ありがとうございました。 ■ ブース番号:2505 ■ 奈良精工株式会社: www.nara‑seiko.co.jp

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