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MEDTEC 医療機器誌 2017 年春/夏号

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出展社ニュース EXHIBITOR NEWS 30 | 2017 年春/夏号 Medtec医療機器 medtecjapan.com 医療現場での使いやすさ、安心感を実現する周辺機器 機械加工と電子技術を融合し、新たな医療機器づくりを  1月27日、ベアリングなどの精密機械 加工・電子機器製造のミネベア株式会社 と、半導体や光デバイス、電子部品製造 のミツミ電機株式会社の経営統合が行 われ、新たにミネベアミツミ株式会社が 誕生した。ミネベアの機械加工品製造本 部、電子機器製造本部に、ミツミ電機の 事業がミツミ事業本部として加わる。  従来のミネベアでは超小型ボールベア リングを代表とする機械加工技術を強み としており、また照明やセンサ、IoT機器 などの電子機器、産業機器向けの精密 モーター、ファンモーター、アクチュエータ などを製造している。複数の海外拠点に よる大量生産とそれを可能にする生産技 術を最大の強みとする。ミツミ電機は高 周波部品、通信モジュール、半導体、セン サ、スマートフォン用アクチュエータ、カメ ラモジュール、各種機構部品、電源、コイ ル・スイッチ・コネクタ部品を製造し、顧客 の細かなニーズに対応する技術力を強 みとしている。  今回の経営統合は製品分野に重複が 少なく製造と技術という互いの強みを生 かして事業展開を補完できることが決め 手の1つとなった。  従来のミネベアのベアリングやモータ ーはこれまで超高精度、高信頼性が求め られる歯科用ハンドピースや様々な医療 機器の機構部分に使用されている。低侵 襲の手術が求められるトレンドでは、超 小型 ベアリング が 内視鏡やカテーテ ルの部 品として応 用される可能性も あるのではと考え られる。非磁性や 耐薬品性に対応す るオールセラミック のベアリングも用意 している。  また、ベアリング やモーターを組み合 わせた複合製品とし て医療機器の受託 製造を海外拠点で行 っている。近年では タイに加え、カンボジ アでの生産規模を増 やしている。  ミツミ電機の事業で医療機器分野の 応用としては、MEMS技術を生かした製 品があげられる。同社のポンプモーター や、デジタル補正回路を組み込んだ半 導体式ゲージ圧センサといった技術は多 くの高精度デジタル血圧計で採用され ている。また、MEMS技術を生かした製 品もあげられ、視覚補助装置には、同社 のMEMS技術を用いたレーザディスプレ イ(開発中)が採用されている。その他、 電力線を活用して有線で高速通信(HD‑ PLC)が可能なアダプタやモジュールを 製品化しており、病院や施設向けの展開 を検討している。  ミネベアミツミはコーポレートスローガ ンをʠPassion to Create Value through Differenceʡとした。従来のミネベアとミツ ミ電機の強みを融合し医療分野でも「違 い」で新たな価値を提案すべく、Medtec Japanでシーズ展示とニーズ探索に取り 組む。 ■ ブース番号:4110 ■ミネベアミツミ株式会社: www.minebeamitsumi.com 左:外径1.5mmの世界最小ボールベアリングと米粒、右:Φ3.4mm、Φ6mm ステッ ピングモーター 左 :補正回路内蔵ゲージ圧センサ、右:独自構造のポンプモータ  組立加工とプラスチック射出成形を中 心に電子機器の製造受託を提供する株 式会社タカシン(本社:青森県平川市)で は、顧客ニーズを具現化する技術力と提 案力を生かし、医療現場のニーズをもと にした製品開発に取り組んでいる。  手術中などに下腿部に形成されやす い深部静脈血栓を予防する間欠的空気 圧ツ機器(IPCD)の検査装置「IPCDテ スター」(右頁写真左)は、コンプレッサー やアラームが正常に動作するかどうかを 点検したい、装置本体に付属するチュー ブは破損しやすく点検に手間がかかる、 といった臨床工学士の声を受けて開発 をスタートした。プロトタイプの学会発表

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