JMD&MT MEDTEC医療機器誌

MEDTEC 医療機器誌 2017 年春/夏号

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出展社ニュース EXHIBITOR NEWS 28 | 2017 年春/夏号 Medtec医療機器 medtecjapan.com 新規エンドトキシン除去技術  ナガセケムテックス株式会社(本社:大 阪市)は2001年にナガセグループのケミ カル製造4社が統合し(長瀬産業株式会 社の100%子会社)、高機能・高付加価値 の化学製品の提供と研究開発を行って いる。  近年、医療機器や医薬品製造、細胞培 養などライフサイエンス分野でエンドトキ シン(内毒素)が問題キされはじめ、その 除去のニーズがあることに注目し、ナノフ ァイバーを生かしたエンドトキシン除去 技術を開発している。  エンドトキシンとは、大腸 菌やサル モネラ菌の細胞膜を構成するリポ多糖 (lipopolysaccharide:LPS)と呼ばれ る成分で、血液中に入ると発熱やショッ ク症状などの生体反応を引き起こす。 水道水や沸騰水、蒸留水中に普遍的に 微量混在しており、注射用タンパク質、 ワクチン溶液などの最終バルク中に微 量残存することが問題キされている。ま た、250℃、30分以上乾熱処理しないと 分解しないという化学的に非常に安定し た構造のため、除去が困難なことも課題 となっている。  同社では熊本大学と共同 で、基体にナノファイバーを用 いてLPSを大量に吸着する技 術を開発した。従来の粒子を用 いた除去では、比表面積が小さ く吸着容量が小さい、吸着選択 性が低いという問題があり、除 去できるのも低粘度の液体(注 射液など)に限られていた。  ナノファイバーを用いると、 比表面積が拡大し吸着容量が増加する こと、吸着選択性が高くなること、高粘 度の液体(生体ポリマー、足場材、コラー ゲンなど)でも除去できることが示され ているほか、従来品よりも安価な材料の ため、より効率的なLPS除去が期待でき る。ミニカラムやフィルターでろ過する除 去法も試作している (写真)。  高い安全性が求められる埋め込み機 器の材料の精製では非常にコストがかか っており、このような除去法を応用すれ ば大幅なコストダウンと製造プロセスの 簡素化をもたらす可能性がある。特に今 後成長が予想されるコラーゲンやゼラチ ンを原料とする埋め込み機器、細胞培養 で用いる足場材などでも応用が期待さ れる。従来のクリーンルームでの製造工 程に組み合わせることでも管理強化やス ペックアウト品の減少などのメリットが得 られる。  これまでの展示会ではポスター展示に とどめていたが、今回のMedtec Japan ではプレゼンテーションを行うなど発信 を強め、さらなる連携を探っていきたい。 ■ ブース番号:1509 ■ ナガセケムテックス株式会社: www.nagasechemtex.co.jp φΨηέϜςοΫε IUUQXXXOBHBTFDIFNUFYDPKQ ϒʔεNo.1509

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