JMD&MT MEDTEC医療機器誌

MEDTEC 医療機器誌 2014 年秋/冬号

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PRODUCT NEWS MEDTEC Medical Device Magazine Japan 2014 年秋/冬号 | 27 脊椎圧迫骨折手術で用いる 脊椎アライメントを最適化にする フレーム MEDTECチャレンジ賞を受賞したメデ ィカルネット岡山の「脊椎圧迫骨折手術 で用いる脊椎アライメントを最適化にす るフレーム」は、手術中にレントゲン透視 画像を見ながら椎体を適切な位置に調整 し、正確な手術することができるようにす るもの。高齢者の三大骨折の一つに数え られる背骨部の「脊椎圧迫骨折」は、症 状により「椎体形成術」という手術で治療 されることがあるが、この手術では、脊柱 アライメント(背骨部の姿勢)が手術の成 否を決める重要な要因となる。今回、開 発した脊椎整復フレームでは、脊椎圧迫 骨折手術で用いる脊椎アライメントを最 適化するもの。 脊椎整復フレームの開発は、もともと 瑞穂医科工業株式会社と高知大学病院 の医師が開発を進めており、ものづくり のノウハウを持っているメディカルネット 岡山へ共同開発の打診があり、「脊椎整 復フレーム開発プロ ジェクト(Mプロジェク ト)」を立ち上げた経緯が ある。このMプロジェクトは、 脊椎整復フレームを開発するた めに、メディカルネット岡山のメンバ ーであるコアテック株式会社がプロジ ェクトリーダーとなり、切削・板金加工な どを得意とする7社が集まって取り組ん だ医療機器開発プロジェクトである。 「メディカルネット岡山」は、岡山県を 次世代医療機器産業の拠点とすることを 目標に、県内のミクロモノづくりネットワー ク参加企業を中心に2007年8月に結成さ れたグループ。 全国の先進医療機器メーカーからの部 品加工受注の獲得を図りながら、県内で の医療機器クラスターの一翼を形成する ことを掲げており、設計から機械加工ま で岡山県の基幹産業(農機具、造船、自 動 車 産 業 等)で培った技術力を活 かしながら高度医療機器分野への積極 的に取り組んでいる。 同社は、共同受注グループとしての強 みを最大に活かしつつ、設計から組立ま でのコストパフォーマンスな提案が可能 であり、共同開発案件などにも積極的に 対応している。 メディカルネット岡山 www.medicalnet‑okayama.jp ピンニックスライト MEDTECチェレンジ賞を受賞した株 式会社ライトニックスの『ピンニックスライ ト』は、血糖値測定の際など に使用する、 穿刺器具と穿刺針を一体化したデ ィスポ ーザ ブ ルタイプ のランセット。従来品は金 属製が 主流だ ったが 、同社の独自技術に より、植物性樹脂(ポ リ乳酸)を採用した穿 刺針を使用している。植物性樹脂を使用 したことにより、弾力性に優れ、人体への 影響が無い針を実現て。加えて、穿刺針 の形状を蚊の針に似せて先端部分をギ ザ ギ ザ にし、皮下組織との摩抵抗を減少さ せ、人体への痛み軽減を達成している。 折れにくく耐久性にも優れている。 また、各ランセット一つ一つが 完全密 封個包装で あるため、清潔で 滅菌性が 確 保された製品となっている上に、樹脂製 で あることから、使用後の焼却処分が 可 能となり、廃棄後に細心の注意を必要と する感染問題もクリアで きる。

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