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MEDTEC 医療機器誌 2014 年秋/冬号

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MEDTEC Medical Device Magazine Japan 2014 年秋/冬号 | 25 特集記事 FEATURE 特集記事 以下に光ファイバ洗浄ですべきこととす べきでないことのリストをまとめた。 <検査> ・レーザーが投入された光ファイバの 末端を肉眼で直接見てはならず、直接光 線、または散乱光線に皮膚を暴露しない こと。光ファイバで使用されるレーザーお よびLED光源のほとんどは近赤外線およ び赤外線波長で運用される。目には見え ないが、角膜、網膜、皮膚のやけどといっ た重大な傷害を引き起こすことがある。光 ファイバの端面検査向けに安全に設計さ れた設備でのみ末端を見ること。安全を 念頭に置き、常にすべての末端をレーザ ーが投入されているかのように扱うこと。 ・各種汚染物質がどのように見えるか を学習すること。光ファイバの末端を適切 に洗浄するために、どの汚染物質を処理 しているのかを知ることが重要である。 ・徹底した検査を行い、端面上の汚染 物質の種類を知ること。1つの粒子、埃、 油分、塩分などの組み合わせであったり する場合がある。最初にどの汚染物質を 処理するのかを把握しておくと、適切に 汚染源を排除し、洗浄回数を減らせる。 ・汚染物質および器具末端に対してど の洗浄法が適切であるかを判断する。拭 き取り布、綿棒、または洗浄液が必要か。 効果的な洗浄手順の実行に必要なもの は何かを知ること。一般的使用されるコネ クタの手入れが全てでき、すぐに使える 光ファイバ洗浄キットを購入すること。 <洗浄> ・末端の洗浄前に手に保キ剤やローシ ョンをつけないこと。これは汚染物質を増 やし、洗浄用の拭き取り布や綿棒に油分 が付着して、きれいにしようとしている端 面に汚染を引き起こす可能性がある。 ・光ファイバの端面を上着やその他衣 服で拭かないこと。これは適切な洗浄法 ではなく、端面が拭き取る前よりも汚れる だけである。 ・拭き取り布や綿棒を扱うときに手袋を しないこと。手袋をすると皮膚の油分から 洗浄材を保護できると考えるかもしれな いが、実際には付着する粒子が増えてし まう。手袋は、衣服と同じように、微細な 汚染物質が付着している。コネクタの洗 浄前に手を洗うことが最善である。 ・光ファイバコネクタと洗浄用品を扱う 前にしっかりと手を洗うこと。 ・使用後の拭き取り布や綿棒を廃棄す ること。洗浄材が取り除いた汚染物質が 端面に再び付着することを防止できる。 <検査> ・再度使用する前に末端の端面に汚染 物質がないことを確認すること。端面に 汚染物質が残っていることに気付いた場 合、新しい拭取り布か綿棒で清潔な状態 になるまで洗浄手順を繰り返すこと。 ・新しいコネクタの設置、または既存の 光ファイバコネクタの保守時に定期検査 を行うこと。システムが正しく作動してお り、最適な速度で全ての情報が送信され ることを確認すること。 ・初めからきちんと行うこと。端面に汚 染物質が残るとパフォーマンスが低下し たり、激しい反応を引き起こしたりしてコ ストのかかるコネクタやシステム全体の 交換などにつながりかねない。 ・検査手順を繰り返すことを忘れない こと。これは光ファイバコネクタがきれい で、システムが完全な性能を発揮してい ることを確約するために不可欠の手順で ある。 著者:Jay Tourigny is Vice President of Operations at MicroCare Medical. 光ファイバの洗浄ですべき こと、すべきでないこと 光ファイバシステムには細かい保守手順があるため、適切な洗浄 法について正しい教育と訓練を受ける必要がある。端面は検査用 顕微鏡を使わないと見えないため、光ファイバの洗浄は直感ではな く、洗浄専用製品の知識を持って正確に使用すべきである。 By: Jay Tourigny Educational Do s and Don ts When Cleaning Fibre Optics

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