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MEDTEC 医療機器誌 2014 年秋/冬号

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18 | 2014 年秋/冬号 MEDTEC医療機器 medtecjapan.com 特集記事 FEATURE 特集記事 プ ロセスを改善できるいくつかの方 法としては、図面の検査と技術者 の設計意図から外れる情報の除去などが 含まれる。設計意図への革新的なアプロ ーチは幾何公差設計法 (GD&T) を伝達 のツールとしてだけではなく、事業戦略と しても捉えている。 本 記事では、メーカーがどのように GD&T戦略を利用して設計意図を明確化 し、製造と検査のプロセスを効率化して 発売までの時間を短縮し、コスト削減に つなげるかを見ていく。 1980年代後期におけるコンピュータ 支援設計(CAD)とコンピュータ支援製造 (CAM)ソフトウェアの幅広い適用以前、設 計技術者たちは製図台を囲んで座り、公 差を記載した図面の寸法付けに苦労して いた。 変更はシャープペンシルで行われ、消 しゴムのカスの山ができた。CADソフトウ ェアと立体モデリングが主流になり、これ らすべてが変化した。 今日、完璧に正確な 部品を作ること が可能であれば、立体モデルそのまま になるはずである。このような完璧さを 達成するためには、企業はASME Y14.5 「Dimensioning and Tolerancing(寸 法及び公差記入法)」と、Y14.41「Digital Product Definition Data Practices Standards(デジタル製品定義データ実 用規格)」をまず知っておく必要がある。 これらの文書はGD&Tの共通言語と伝 達法を提供する。 過去、多くの技術者が図面の寸法付け のとき「多ければ多いほどよい」という言 葉に従っていた。平行度の引き出し線が 1本では不充分かもしれないと、3本、4本 のほうがよいとされた。この思考によって 図面は複数のデータと公差スキームで雑 然となった。部品がより小さく、より複雑 になるに連れて、混乱は悪化した。 そして図面の真の意味、すなわち設計 意図は、過度に複雑化された公差スキー ムの混乱の中で失われた。 これは製品開発プロセス全体にわたっ て問題を引き起こした。これらのスキーム は、設計、製造、検査を行う必要があった CAD/CAM を使用した 設計意図の伝達法 医療機器メーカーの多くは、請負メーカーへの設計意図の伝達に 苦しむことがよくある。そのため、誤った伝達を排除することでプロ ジェクトの遅延、混乱、コスト増を回避することができる。 Using CAD/CAM to Communicate Design Intent By: Greg Berrevoets 72 X 90˚±1˚ 72 X .010±.001 R.142±.001 2 x 45˚±2˚ ø.250±.002 A .070 72 X .013±.001 72 X R.004±.001 144 X R.0010±.0005 DETAIL A SCALE 32 :1 R.145±.001 図1: 2D正投影図は検査点が多い。雑然とした公差スキームで、理論上のリングには複雑な特徴があり、この場合 は一連の小さな弧の半径。

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