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MEDTEC 医療機器誌 2014 年秋/冬号

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16 | 2014 年秋/冬号 MEDTEC医療機器 medtecjapan.com 特集記事 FEATURE 特集記事 Image: Credit そ の結果が、実際のデバイス向け に作られた医療技術材料の開発 である。Langer氏は、科学者らと米国国 立衛生研究所が人工心臓の材料を探し ているときに女性のガードルに使用され るポリエーテルウレタンからヒントを得た 1960年代とは大違いだと語る。 ポリエーテルウレタンは人工心臓の設 計で今日でも使用されている。では、セル ロースアセテートはどうだろうか。 この材料はソーセージの皮に長い間使 用されている。マットレスの詰め物として 使用されているポリウレタンとシリコンは 豊胸の設計者にヒントを与えたと数年前 にLanger氏は述べている。 しかし現在、生物学的、技術的、化学 的な観点から医療機器用途に理想的なカ スタム材料の開発に、数多くの研究者が 取り組んでいる。この流れの例をいくつか 示す。 チューブ状および繊維状の力 動脈の自然治癒を可能にし、数ヶ月内 で溶解する次世代の高分子冠状動脈ス テントを想像してみよう。 あるいは、抗生物質を含み、適用後す ぐに移動細胞を引き付けて治癒を促進 し、水分を逃がして傷をきれいにする薄 く、柔軟なメッシュ繊維があったらどう だろうか。Zeusの技術は、壁厚わずか 0.0005インチ (人間の髪の毛よりも薄い) のステント送達システムの開発を含む、 幅広い進歩を可能にしている。 また、幅広い吸収性ポリマーベースの 画期的な最先端技術も可能にしている。 Zeus(米国サウスカロライナ州オレン ジバーグ; www.zeusinc.com) のマーケ ティング部門コーポレートディレクターの Alvin Caughman氏は、こういった技術 がすぐにケアの標準となると言う。 例えば、同社のAeos延伸ポリテトラフ ルオロエチレン (ePTFE) は固体ノードの 細い線維の行列によって相互に連結し合 った独特の構造を有する。ノード間の間 広がる生体材料の機能性 企業はこれまで考えることができなかった用途で使用できる新しい 生体材料を開発している。 微小な生体親和性の高い繊維から治癒 を調整する材料まで、1970年代と80年代にMITのRobert Langer 氏が先駆けとなった生体材料革命はやっと勢いづいてきた。 Biomaterials Functionality Expands By: Brian Buntz Zeus Biowebの材料は、電界紡糸PTFEを微少な直径の繊維としたもの。

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